茨城県水戸市
茨城県歴史館
鋼と色金-茨城の刀剣と刀装-
近世以前の茨城では、
各地で刀工と金工師が鎚(つち)や鏨(たがね)をふるい、
あまたの刀剣とその外装たる
刀装・刀装具が生み出されました。
本展では、当地に産した刀剣類の優品を中心に、
郷土の刀剣文化を物語る史資料を展示いたします。
千変万化の鋼と多種多彩な色金が
織りなす美の世界をご堪能ください。
茨城県歴史館のホームページ引用
日本刀の産地としては、
中世に著名な刀工を輩出した
大和国・山城国(奈良県と京都府)、
備前国(岡山県)、相模国(神奈川県)、
美濃国(岐阜県)が
「五箇伝(ごかでん)」として知られ、
近世以降は、江戸や大坂が有名。

目玉は、鹿島神宮(鹿嶋市)が所蔵し、
現存する直刀としては、
日本最古最大といわれる古代刀、
国宝「直刀(ちょくとう)
黒漆平文大刀拵(くろうるしひょうもんたちこしらえ)」。
サイズは。刀身(とうしん)223.4センチ、
鞘長228.1センチ、柄長40.2センチで、
全長は約2.7メートル。

読売新聞の記事を抜粋
文化庁、宮内庁、読売新聞社による
「紡ぐプロジェクト」の文化財修理助成事業で、
鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)所蔵の
国宝「直刀ちょくとう
黒漆平文大刀拵くろうるしひょうもんたちこしらえ」の
修理が完了し、
25日、保管先の茨城県立歴史館(水戸市)で
関係者に報告された。
「直刀 黒漆平文大刀拵」は
総長約2・7メートル。
平安時代までに作られたと推定される。
今回、刀を収める拵(鞘さやや柄つかなどの外装)の
修理が行われた。
2019年から約2年かけて、
漆工芸家で修理技術者の北村繁さん(49)が担当。
奈良国立博物館(奈良市)文化財保存修理所で、
劣化した漆塗りの亀裂を塞ぎ、
剥落はくらくを防ぐ処置などを施した。
鹿島神宮の出頭しゅっとう勝宏・権禰宜ごんねぎ(48)は
「一流の技術者に修理していただき、きれいになった。
大変ありがたい」と感謝していた。
展示品の刀は全て撮影禁止だったので
雰囲気が伝わらないですが
素晴らしい刀と装飾品でした。
展覧会に行くとポストカードを
ついつい購入してしまう。
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