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船頭小唄

作詞 野口雨情
作曲 中山晋平


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おれは河原の 枯れすすき
同じお前も 枯れすすき
どうせ二人は この世では
花の咲かない 枯れすすき


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死ぬも生きるも ねえお前
水の流れに なに変わろ
おれもお前も 利根川の
船の船頭で 暮らそうよ


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枯れた真菰(まこも)に 照らしてる
潮来出島(いたこでじま)の お月さん
わたしゃこれから 利根川の
船の船頭で 暮らすのよ


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なぜに冷たい 吹く風が
枯れたすすきの 二人ゆえ
熱い涙の 出た時は
汲んでおくれよ お月さん


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茨城県潮来市

稲荷山公園


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最後の写真の花はセンダングサの仲間だと思いますが

名前が分からないのです

そこら中に咲いてるから種が

衣服に付着してる時もあります。




藤圭子「船頭小唄」

当初は「枯れススキ」として発表したが

中山晋平の作曲により発売するにあたり

「船頭小唄」とタイトルが変更した。

数多くの歌手の方々が歌ってますが

藤圭子さんが歌った船頭小唄をアップしました。

男女の恋を潮来の枯れたススキに

例えた物悲しい野口雨情らしい詩の世界。

発売してまもなく関東大震災が起きたので

この暗い世界観から

地震を予知してたのではと言う

噂も当時は広まったそうです。








茨城県北茨城市出身の

童謡作詞家の野口雨情

独特な世界観を持つ童謡の詩

十五夜お月さん、証城寺の狸囃子

しゃぼん玉、七つの子、赤い靴など

数多くの作品を残し

三大童謡詩人と呼ばれてます。

38歳の時に十五夜お月さんで大ブレイク

一気にスターダムに登りつめ

晩年は日本民謡協会の再興に尽力し

理事長としても活躍しました。

人気が出るまでは何をやっても上手くいかず

仕事も転々として詩も評価されず

結婚しても別居が続き

2人の女児も小さな頃に亡くなり

愛人との浮気の末に離婚し再婚

そこから第2の人生が花開き

挫折が続いた人生から

独特な世界観を持つ詩が生まれたと言われてます。










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